自分で作成したサイトの全体的な構造を、METAタグやLINKタグを使ってある程度明確にすることで、検索に載る際に正しく解釈され、検索される際も正しくヒットすることを目指します。
METAタグは、文書に関する属性を追加定義するような感じで使います。
LINKタグは、文書に関係するリンク先を追加定義する感じで使います。
これらのタグを、文書全体に関することを記述するHEADタグ内に書くことになります。
ただし、あまりにも丁寧に書き過ぎると逆に見通しが悪くなりかねませんので、必要最小限を目指すのがいいかと思います。
HEADタグ内のまず最初に、その文書がどの文字コードで書かれたものかを明確にすることで文字化けさせないようにする。
Shift_JIS指定の他、euc-jp、UTF-8、iso-2022-jpなどの指定子がある。
無くてもいいが、余力があれば以下のタグも書いておく
まずサイトのトップページ(ホーム)がどこにあるのかを知らせる
サイトマップが用意されていればどこにあるのかを知らせる
ヘルプページが用意されていればどこにあるのかを知らせる
サイト内検索ページが用意されていればどこにあるのかを知らせる
サイト用のアイコンが用意されていればファイル名を知らせる
スタイルシートを外部ファイルに定義していればどれを使うのかを知らせる
スタイルシート定義はできるだけ外部ファイルにくくり出すことで、HTML文書の見通しをよくする。
フィードが用意されていればどこにあるのかを知らせる
これを書いておくと、ブラウザ等でページを閲覧した時にフィードの存在を知らせるマークが表示されるようになる
検索エンジン向けのサイトマップ(XML形式)が用意されていればどこにあるのかを知らせる
PCページに対応する携帯ページが存在すれば、どこにあるのかを知らせる
PCページと携帯ページの構成にもよりますが、対応する携帯ページ用のURLアドレスをPCページ内で指定する
これを用意すると携帯ページとして検索エンジンにインデックスされやすくなる。(MLD: Mobile Link Discovery)
HEADタグ内に書くものと言えば、このTITLEタグが重要です。
何について書かれたページなのかを簡潔に説明するようにします。
このTITLEタグと並んで重要なタグとしてH1タグ(ヘッドライン:見出し)があります。
使う場合は、1ページに一ヶ所だけBODYタグ内で使うようにします。
大見出しをH1タグを使って書いたとすると、その内容に小見出しが必要ならH2タグを使います。
更に小さい見出しが必要ならH3, H4, H5, H6 と順に使っていくことになります。