PHPまとめ - 関数をつくる

■ ユーザ定義関数（自作関数）

▼ 簡単な関数を作ってみる

function foo() { echo 'foo()関数を実行'; } foo(); // 実行させる

fooという関数名で自作してみました。関数を作るときには必ず「function 関数名」で始めます。

次に「引数」や「返り値」のある関数を作ってみます。

function foo($num) { $result = $num * 2; return $result; } echo foo(5); // 5*2の結果、10が表示される

引数は、関数名(引数)という書き方になります。複数の引数があれば関数名(引数1, 引数2, 引数3)のようになります。

関数内から、最終的な値をreturnで返します。return文は何箇所も書くことができるが、関数内に入って最初に実行されたreturn文以降は処理されないことになる。

ここでもし引数が渡されなかった場合を想定して、対応できるように変えてみる

function foo($num=1) { $result = $num * 2; return $result; } echo foo(); // 1*2の結果、2が表示される

▼ 関数内から外の変数を使うには

関数内からグローバル変数の値を参照する $bar = 8; function foo() { echo $bar; } foo(); // foo()関数実行

これだと警告（関数内で未定義の変数使用）が出てうまくいかないので次のようにする。

$bar = 8; function foo() { global $bar; // グローバル変数$barを関数内でも使うことを知らせる宣言 echo $bar; // 8を表示 } foo(); // foo()関数実行

global宣言をする以外にも、宣言抜きで$GLOBALS['bar']と書いて参照する方法もある。

▼ 可変引数対応の関数

function foo() { foreach (func_get_args() as $value) { echo $value; } } foo(1); foo(1, 2); foo(1, 2, 3); foo(1, 2, 3, 4);

これで引数をいくつ渡しても対応できる。

▼ 関数の内部に関数定義

function func($param1, $param2, $param3) { function _check($s) { : return $s; } $param1 = _check($param1); $param2 = _check($param2); $param3 = _check($param3); : : }

特定の関数でのみしか使わないようなちょっとした処理などを、関数内部に関数定義してまとめることができる。

■ 組み込み関数（ビルトイン関数）

自作するまでもなく始めから用意されてる関数がPHPにはたくさんあります。

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