PHPまとめ - PHPの基本構造

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■ PHPコードを書く

▼ HTML文書に埋め込む

上記のようなお馴染みのHTML文書の中に、埋め込む形でPHPコードを記述することができます。
<?php 〜 ?>は、『PHPタグ』と呼ばれるもので、ココからココまでがPHPコードであることを知らせる役割りをしています。

以下のように一行で書いても、複数回に分けて書いてもOKです。



▼ HTML文書に埋め込む(その2)

PHPコードの書き方にはもう1つ方法があります。
それはHTML文書に埋め込まずに、PHPコードのみで記述する方法です。

実はPHPコードのみを記述する書き方の方が開発現場では主流となります。(多分)



▼ PHPコードだけで書く

echoは文字表示させる関数みたいなものです(正確には言語構造)

<<<EOT 〜 EOT;は、文字列として扱うための『ヒアドキュメント』と言われる書き方になります。
この書き方でも前述のHTML文書に埋め込んだものと同様の画面表示になります。

開発の現場では、虫食いのHTML文書をテンプレートとして読み込んで、虫食い部分を必要なデータに置き換えて表示させることで、画面デザインとプログラム部分を切り分けた開発が進んでいます。

もう一つ注目すべきは、最後の閉じタグ「?>」が記述されていないことです。
この最後の「?>」は書いても問題ないですが、ココでPHPコードが終わって次にHTML文書がくることを知らせるものなのでPHPコードのみで書く場合は不要です。
また、最後に「?>」を記述してその後に改行やスペースなどが紛れ込んでいると場合によってはエラーとなります。



▼ まとめ

PHPコードの記述は以下の構造になる。




▼ その他の注意点

サーバ側が返しているレスポンスでは、以下のようなヘッダーがまず先に送られています。
(リクエストも同じように先にヘッダーがあります)

まずヘッダーがきて、空行(ヘッダー終了の目印)の後にHTML文書がきます。

このヘッダーは普通やり取りしてる分には見えないので気に掛けない部分ではありますが、ヘッダーを先に送らなければいけない性質上、ヘッダー内容の操作は必ずHTML文書を送る前にしておかないといけないことになります。

ヘッダー領域に影響を与えるheader()関数、setcookie()関数、その他セッション関係はHTML文書を出力するより前に使うことが鉄則になります。



↑これはNG



↑当然これもNG



↑これでいいのだ

※UTF−8で書かれたスクリプトでエラーになる場合は、ファイル頭のBOMが邪魔してる可能性があります。


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