PHPまとめ - 数値操作

■ 有効な数値かどうかチェック

▼ 型をチェック

数値には、整数型と浮動小数点数型があります。

if (is_int(3)) echo "これはint型です。"; if (is_float(0.2)) echo "これはfloat型です。";

▼ 型キャスト

数字並びの文字列であれば整数型に型キャストして数値として処理することもできます。

・型キャスト例１ $s = "1234"; // 文字列"1234"を代入 $s = (int)$s; // 型変換 if (is_int($s)) echo "int型に変換されている。";

文字列型を整数型に変換しています。

数字並びではない文字列を整数型に型キャストするような処理は望ましくありませんが、型キャストしたら以下のようになります。

・型キャスト例２ $n = (int)"1234a"; // 前方の数字だけが変換されて整数型の1234に $n = (int)"1234a5678"; // これも前方の数字だけが変換されて整数型の1234に $n = (int)"-1234a5678"; // これも前方の数字だけが変換されて整数型の-1234に $n = (int)"-01a"; // これも前方の数字だけが変換されて整数型の-1に $n = (int)"-0a"; // これも前方の数字だけが変換されて整数型の0に $n = (int)"-a"; // 前方が数字ではないので空文字を変換して整数型の0に $n = (int)"a1234"; // 前方が数字ではないので空文字を変換して整数型の0に $n = (int)"0"; // 整数型の0に $n = (int)""; // 空文字を変換して整数型の0に $n = (int)"0003"; // 整数型の3に（$n = "0003" + 0でも同じ）

整数では0を例外として、前方に0がくることはないので、文字列"0003"は整数3になる。これは前方の0を取り除きたいときに便利な方法となる。

▼ 数字並びかどうかチェック

$s = '0123'; $n = 123; // ctype_digit()は文字列しか対応していない if (ctype_digit($s)) echo "これは数字並びの文字列です。"; if (ctype_digit($n)) echo "これは間違い。"; // 文字列以外だと偽となる // ctype_digit()を正規表現で書くと preg_match('/^\d+$/D', $s); // is_numeric()は文字列と数値（整数・浮動小数点数）どちらも対応 if (is_numeric($s)) echo "これは数字並びです。"; if (is_numeric($n)) echo "これも数字並びです。"; // is_numeric()を正規表現で書くと preg_match('/^[\-+]?(?:\d+|\d*\.\d+)$/D', $n);

■ 算術演算

fmod()

■ 変換