PHPまとめ - スタイル

コードの記述スタイルを決めておくことで、可読性を上げる。

■ 字下げ

半角スペース４文字で字下げを行う。
タブ文字だと表示環境によってずれる可能性が出てくるのでこれを避ける為に必ず半角スペース４文字を使う。

まぁ建前上こう言っておいて、開発時は半角スペース４つ打つのは面倒なのでタブで打って、最後に半角スペース４つに修正して取り繕うも良し

■ 一行の長さ

８０文字内を基本とし、最大でも１２０文字を限度とする。

■ 文字列の連結

▼ 一行に入りきる場合 $foo = 'Hello' . ' ' . 'world.'; // 一行に入りきる場合

"="代入演算子や、"."文字列連結演算子の前後に必ずスペースを入れる。

▼ 一行に入りきらない場合 $foo = "select id, name from mytab " . "where name = 'bar' " . "order by id asc"; // 複数行の場合

長すぎて折り返す場合は、演算子の前で改行して、前行の文字列開始位置に合うところまで半角スペースで字下げする。

■ 配列

▼ 一行に入りきる場合 $array = array(1, 2, 3, 'foo', 'bar');

要素同士を区切る","カンマの直後は半角スペースを入れる。

▼ 一行に入りきらない場合いろいろ $array = array(1, 2, 3, 'foo', 'bar', $one, $two, $three, $four, $five, $six); $array = array( 1, 2, 3, 'foo', 'bar', $one, $two, $three, $four, $five, $six, );

","カンマがきて改行をする。

改行したら字下げは前行の要素位置に合わせるか、半角スペース４文字

最後の行の末尾もカンマを付加しておいたほうが望ましい。

▼ 連想配列の場合 $hash = array('one' => 'two', 'three' => 'four'); $hash = array( 'one' => 'two', 'three' => 'four', );

"=>"代入演算子の前後に半角スペースを入れて、複数行ある場合は位置を揃える。

■ クラス

/** * ドキュメントブロック */ class fooClass { public $bar; /** * ドキュメントブロック */ public function foo() { return $this->bar; } }

必ずブレース（波括弧）はクラス名の次の行に。メソッドも同様

返り値のパーレン（括弧）使用は可読性を上げるために不要

■ 制御構造

▼ 条件式のシンプルなif文 if ($a != 2) { $a = 2; }

if直後に半角スペースを入れて条件式の括弧を書くようにする。
条件式の閉じ括弧の後にも半角スペースを入れて波括弧を書く。

▼ 条件式が行の最大文字数を超える場合 if (($a == $b) && ($b == $c) || (Foo::CONST == $d) ) { $a = $d; }

条件の閉じ括弧と次の波括弧は半角スペースを間に入れて同じ行に書く。

▼ その他 switch (条件式) { case 1: break; case 2: break; default: break; }