DNSは名前解決をする仕組みです。
名前解決とは、ホスト名(例:www.example.com)に割り振られたIPアドレスを問い合わせたり(正引き)、指定したIPアドレスからそれに対応するホスト名を取得したり(逆引き)することです。
DNSはホスト名とIPアドレスのペアをメモリ上にデータベース化して、いつでもリクエストが来ればすぐにレスポンスできるように備えています。
リクエストもレスポンスもデータ量は非常にコンパクトなので、処理速度の速いハイスペックマシンをDNSサーバにする必要はなく、ごみ置き場に捨てられているようなひと昔・ふた昔前ぐらいのマシンで十分なパフォーマンスを発揮できます。
Linuxのようなサーバ用OSをインストールすればDNS(BINDというプログラム)は最初から入っています。
▼ DNS起動の確認方法
これでもし起動が確認できなければ起動する設定にします。
▼ 起動させるには
Linuxの場合はchkconfigコマンドと使って、起動させるランレベルごとに起動スクリプトのリンクを作成します。
設定が終われば再起動させます。
FreeBSDの場合はrc.confの設定を確認します。
[/etc/rc.conf]
設定が終われば再起動させます。
▼ 手動で起動/停止/再起動させるには
DNSサーバはOS起動と共にずっと起動させっ放しなのであまり停止等は使わない。
ndcコマンドに"start"を渡せば起動、"stop"で停止、"restart"で再起動(stop&start)、"reload"で設定を読み直しとなる。
BIND9からはrndcコマンドに変わったらしい。