ビュースクリプトの記述が楽になるように助けるのがビューヘルパーの役割りです。
ビューヘルパーは始めから多数用意されているので、どうせ自作するなら有り得ないほど便利なビューヘルパーを作らないとポンコツなわけです。
ビューヘルパー例 [application/views/helpers/Foo.php]
上記は<foo>タグを付加するビューヘルパー例になります。その際に内容のエスケープを施しています。
クラス名は「Zend_View_Helper_ + ヘルパー名」となります。メソッド名は先頭小文字のヘルパー名で作成します。クラス名と一致するメソッド名は最低限必要になります。
setView()メソッドを書いておくことでビューオブジェクトにアクセスできるようになるのでいろいろと利用できます。
これをビュースクリプト側で使うには、
<?php echo $this->foo('自作ビューヘルパーを使って書きました');?>
すると以下のようなタグ描画ができることになります。
<foo>自作ビューヘルパーを使って書きました</foo>
自作ビューヘルパーを使用するには、登録などはありませんが、パスの通った場所に置かない場合には
addHelperPath('/path/to/helpers', 'クラス名プレフィックス');で設定を追加する必要があります。
今回はクラス名プレフィックスをデフォルト「Zend_View_Helper_」としているので、パスの追加指定などは不要となります。